FreeBSDのシャットダウン方法 動作・時間指定オプションの例

滅多にサーバをシャットダウンすることが無い為、動作オプション【-h】【-p】のどちらを使えば電源断を自動に行えたか迷ってしまったことがあった。これを間違えればはるか50km先まで泣きながら車を飛ばすことになるか、泣きながら電話で頭を下げて頼むかの二択になってしまうので大変だ。カンペ代わりに記事を書くことで長期記憶の方に放り込めれば幸いだ。

使用しているOSは【FreeBSD 8.2-RELEASE】
6あたりから最新まで同じように実行できるはず。


皆さんがLinuxWindowsでシャットダウンを実行すると、電源断まで自動で行ってくれると思う。FreeBSDの場合だと書籍やサイトでよく紹介されているコマンド【shutdown -h now】を実行するとOSはシャットダウンされても電源断は行われない。端末の電源ボタンを押して手動で電源を断つ必要がある。自動で電源断を行うには先ほどのコマンドの動作オプション部を【-p】に変更し、【shutdown -p now】としてコマンドを入力することになる。


shutdown 【動作オプション】【時間指定オプション】

動作オプション
【-h】:システムのシャットダウン 手動電源断
【-p】:システムのシャットダウン 自動電源断
【-r】:システムの再起動

時間指定オプション
【now】:ただちに, 今すぐに
【+number】:number分後に
【yymmddhhmm】:年月日時分指定
※ y:年 m:月 d:日 h:時 m:分

オプション指定コマンド例
【shutdown -h now】:ただちにシステムのシャットダウン 手動電源断
【shutdown -p +10】:10分後にシステムのシャットダウン 自動電源断
【shutdown -r 1201230111】:2012年01月23日01時11分にシステムの再起動

実行例

$ su
Password:
■■■■# shutdown -p now
Shutdown NOW!
shutdown: [pid 87360]
■■■■#
*** FINAL System shutdown message from ****@******* ***
System going down IMMEDIATELY

System shutdown time has arrived
Connection to ***.**.***.*** closed by remote host.
Connection to ***.**.***.*** closed.