iPhone5はSoftBankからAUにMNPが断然お得!かも

日本では9月14日16:00にauSoftBankiPhone5の予約が始まりました。

予約は入荷連絡後でもキャンセル可能(店舗によって違うが連絡後1〜2週間は取り置きしてくれる)でしたので、両方で予約をしてきました。まずは15:00からauショップに並び整理番号1をゲット。16:00から【黒の16GB】の手続きを5分ほどで終わらせ、そこから一番近くのSoftBankショップへ500m以上の距離をダッシュしました。整理番号は17番で2時間ほど待ちましたが、まだ店舗で1台も予約の無かった【白の16GB】を予約しました。
両キャリアで店舗1台目を確保できたので、プランによってどちらかにブレることがあっても21日の発売日には手に入りそうです。

これがauのiPhone5の料金プランのサイト(http://www.au.kddi.com/iphone/ryokin/)です。

iPhone5 16GB(スマートバリュー、男子割(MNP) 適用時)
LTEプラン 0円
LTE NET 315円
LTEフラット 3980円
テザリング 無料(2年)
wifi 無料
【4295円+通話料】

スマートバリューとMNPのキャンペーンを使用することで、−2460円も安くなります。私がSoftBankiPhone4を利用している時は月々6500円くらい。端末代金を払い終えた後も4500円払っていますので、それよりも安くなります。

2年間の毎月の通信費が−1480円も安くなるスマートバリューですが、auひかりやその他の固定通信サービスを契約している必要があります。
対応する固定通信サービス業者を確認するにはauスマートバリューのサイト(http://www.au.kddi.com/ryokin_waribiki/ryokin/smartvalue/#taisyo)にアクセスし、エリアチェックしてみましょう。


さて、皆さんはMy SoftBank (https://my.softbank.jp/msb/d/top)にアクセスし自分のポイントを確認したことがあるでしょうか?

仮にSoftBankからauMNPする場合はSoftBankのポイントは失効してしまいます。またMNP予約時に支払う手続き代(2100円)にもポイントを使う事ができません。

iPhone4を発売日に新規で購入した私は今まで使わずにいたので1900ポイントが貯まっていました。付属品交換サービスのサイト(http://online-shop.mb.softbank.jp/ols/html/service/pointlist_iphone.html#iPhone4)で必要な商品があれば交換すると良いでしょう。私はApple Dock Connector to USB Cable 2を貰いました。

Apple iPod Dock コネクタ (USB ケーブル用) [M9569G/A]

iPhone5ではコネクタの形状が違い使用することはできませんが、使ってきたiPhone4はwifi端末としても使えますし、iPadにも使えるのでケーブルはいくらあっても困りません。
SoftBankショップで対象商品が置いていればポイントで購入する事ができますが、置いてないショップも多くあります。その場合は契約している端末から157へ発信し、商品を自宅へ発送してもらいましょう。一週間程度で届きます。
※商品が発送される前にMNPで他社に移ってしまうと商品が発送されないことがあります。その場合は諦めましょう。


docomoのXiなどが先駆けて対応が始まったLTEですが今までの3Gとはどうちがうのでしょうか。また4Gとの違いは?
LTE(Long Term Evolution)は3Gと4Gの間に位置する技術の事です。2010年にLTEを4Gと呼称することが許可された為、キャリアによってはLTEのことを4Gと呼んでいるかもしれません。しかし、正確に言うと、3Gよりは通信速度が速いが、4Gよりは少し劣る3.9Gなんて呼び方が正しいかと思います。

今回のiPhone5は2.1GHz帯のLTEにしか対応していません。SoftBankがプラチナバンドとして割り当てられた900MHz帯とその前までメインで使っていた帯域が2.1GHzです。auではこの帯域をiPhoneでのLTE専用として帯として使われるそうで、現在はSoftBankと比べ対応基地局の数が少ないですが、今後は変わってくるでしょう。auでは繋がり易さは今のままでも構わず、2.1GHz帯の基地局LTEに対応させることに力を注いで行けば良いだけなのに対し、SoftBankはプラチナバンドの基地局増設と合わせてauと同じ対応をしていく必要があります。

少し気が早いですが、iPhone5Sが発売される時にはプラチナバンドもLTEに対応してくるなんて言われてます。auの繋がり易さと通信速度が合わされば、固定通信なんて必要なくなってくるかもしれませんね。


さて、そのLTEの通信速度ですがauSoftBankとも下り(ダウンロード)で35Mbps ~ 75Mbps(4.4MB/s ~ 9.4MB/s)と言われています。2014年には150Mbps(18.8MB/s)を目指すともKDDIは言っています。固定通信がADSLの方でしたら通信速度が移動体端末の方が速いなんていう結果になるのかも。もちろん環境にもよりますが、平均して実測値24Mbps(3MB/s)位の速度は出ると言われています。


最後になりますが、auの速度制限についてお知らせする必要がありますね。LTEフラットはもちろんパケットし放題なのですが、LTEの速度で通信できるのには限りがあります。つまり月7(7.5)GBを超える通信を行った場合は超えた時点から月末まで通信速度が128Kbpsになってしまいます。また3日間で合計1GBの通信を超えた場合は3日目終了までの通信速度が128Kbpsになります。日本で初めてauiPhoneでのテザリングを解放しましたが、色々考えて使う必要がありそうですね。前者の7(7.5)GB制限はプランや支払い料金によってなんとかなる場合もありますが、後者の3日間1GB制限はなにかと不都合を感じるところがあるかもしれません。
それに2GBあたりに2500円程度支払うことで制限を解除できますが、先ほどの後者の方での規制がありますので、月30日計算でも10GBしか使えないことになります。

それとiPhone5WHS(WinHighSpeed)にも対応しています。たとえLTEが受信出来ない圏外であってもWHS9.2Mbps(1.2MB/s)/上り5.5Mbps(0.7MB/s)で通信することができます。個人的にはまだ接続可能エリアが限られるLTEよりiPhoneWHSが使えることの方が今回の買い替えの大きな一手となりました。もちろんWHSでのテザリングも可能になると思います。

問題は通信制限がLTEWHSの通信合わせて7(7.5)GBなのか、LTEのみで7(7.5)GBなのか気になるところです。サイトに記載もされていなかったので、購入し使ってみないと分からないところだと思います。

正直なところ、新規や機種変更で契約される方はauSoftBankでの料金の違いはそれほど多くありません。MNPが優遇されすぎてる今の形態にも少し疑問が残りますし、電話番号は変わらなくてもキャリアのメールアドレスは変更する必要はありますので面倒なことに違いはありません。

端末は自分で用意して、自分の好きなキャリアを選択できるようになれば良いのにね。