iPhoneのJailBreakの危険性 パスワード保護完全無効に[まだ調査中]

アメリカではデジタルミレニアム著作権法(DMCA)の見直しにより、正当な利用に関する場合のみiPhoneの脱獄(JailBreak)が合法になりました。日本ではまだまだ非合法ですが、ネットで検索すれば簡単にwikiなどが見つかります。
http://www.iphooone.com/pukiwiki/


iPhone4でも発売後すぐに脱獄方法が公開され、iOS(4.01)についてはsafari脆弱性を突いたサイトにアクセスし、スライドさせるだけでものの5分足らずで脱獄することができます。

このwikiの脱獄後に入れるべきアプリとして紹介されているSBSettingsについて、すこし説明しておきます。

【SBSettings】 prefsの後継アプリでiPhone画面の上部の時刻部分をスライドする事により、さまざまな設定や機能のアクセスを行えるものらしい。

上の画像を見て分かる方も居ると思うが、パスワード認証画面でも開く事が出来、Wi-Fi / IP Address や3G、Wi-FiSSHのオン・オフがパスワード認証無しで切り替え可能になっている。openSSHを入れてる方は初期のrootのパスワード【alpine】から変更していないとパスワードなど関係なく中のデータをすべて見られる事になる。


以上を踏まえた上で、私の環境で二・三回パスワードを入力せずにホーム画面にたどり着いた方法を説明します。
【環境】
・iPhone4(iOS4.01)
・JB済み
・SBSettings導入

【方法】
1.前の記事にある「緊急電話から電話アプリにパスワード無効にする」を繰り返し行う
2.二・三回行うと緊急電話の画面下の赤色ボタンが直に消え[1]が出来なくなる
(本体右上の電源ボタン長押しからの再起動で元に戻る)
3.ロック解除画面やパスコード入力画面で時計が表示されているバーをスライドし、SBSettingsを出す
4.moreボタンを押すと画面が暗くなるがホーム画面に入れる or SBSettingsの設定画面が表示される

5.前者ならホームボタンのダブルクリックでタスク表示など可能、後者なら設定を閉じればホーム画面に入れる


同じ操作をしても別の挙動だったりと確実にホーム画面に入れる事はないです。私の方でも何回かは黒い画面から普通のホーム画面になる事があったので、後少しやらなければならない事があったはず。まあJBが危険なんて書きましたが、iPhoneExplorerみたいにPCとiPhoneを繋ぐだけでパス無くして中を見れたり・使いたいだけならiTunesで初期状態に戻せば済む事です。わざわざ時間使って調べるまでも無いかなと思ってみたり。iOS4.2が公開されたらとりあえずはアップデート必須と言う事ですね。