Mac OS X v10.6 以降でrootを有効にする方法
UNIX方式のOS(もちろんMacも含む)において、ルート(root)ユーザは重要なシステムファイルの再配置や削除、他ユーザファイルへのアクセスなどが可能で、その環境の最上位ユーザである。Mac OS Xではデフォルトで無効になっています。
ルートユーザで実行したいコマンドがある場合は下の様にターミナルで入力すればよい。
2-3回程度なら毎回のパスワード入力も許せる方もいると思うが、それが毎日、何十回もとなってくると話は別です。そういった管理者ユーザの方の為にルートユーザを有効にする方法を書いておきます。
Mac OS Xではバージョンが変わる度、ルートユーザの有効・無効方法が微妙に変わってきてます。Appleの公式サポートには【重要な注意事項】として記載してあるので、「ルートユーザってなに?」な方は読んでおくと良いでしょう。ここには【ルートユーザを有効にする方法】も記載されていますが、初めて設定する方は悩むかと。一番簡単だと思われる方法を紹介しておきます。
http://support.apple.com/kb/HT1528?viewlocale=ja_JP
■【ディレクトリユーティリティを開きます】
ターミナルを起動させopenコマンドとDirectory Utility.appへのパスを入力します。
open /System/Library/CoreServices/Directory\ Utility.app/
■【ディレクトリユーティリティの左下の鍵をクリックします】
管理者ユーザ名とそのパスワードで認証を済ませる必要があります。
■【編集→ルートユーザを[有効にする] or [無効にする]をクリックします】
rootのパスワードを設定して終わりです。
最後にターミナルで確認をしておきましょう。