暑い夏を乗り越えるために自作PCの構成を変えてみた

今年は節電の為、去年までのように常時クーラーを付けてPCを冷却し稼働させるというのは厳しい状況です。そこで予算1.5万円以下で安定して冷却稼働できる構成に見直すことにしました。あと、今まで使用してしたCPUクーラーの騒音が酷かったのでその辺りも解消できれば良いかな。

今までの構成を下に

【CPU】Core 2 Duo E8500
【CPUクーラー】Thermaltake MaxOrb (CL-P0369)
【MEM】DDR2 2GB*4 ヒートシンク
【M/B】GA-965P-DQ6
VGARadeon HD 3870
【電源】Q静 650W (W0163)
【ケース】デザイン重視のよくわからないもの名前は不明

かなり昔に組み立てたものですが、当時で18万程度でしょうか。今でこの値段だと・・・と考えると悲しくなります。ほとんど使うことが無かったしね。古いですが、最近のPCがオーバースペックなだけでまだまだ使えます。CPUは3GHz超えのデュアルですし、メモリもそこそこ積んであります。これだと変更点も冷却関連だけで済みそうです。

考えた末、大きな変更は【CPUクーラー】と【ケース】のみになりました。

【CPU】Core 2 Duo E8500
【CPUクーラー】APSALUS90

【MEM】DDR2 2GB*4 ヒートシンク
【M/B】GA-965P-DQ6
VGARadeon HD 3870
【電源】Q静 650W (W0163)
【ケース】GIGABYTE GZ-X1BPD-100


商品が到着後、始めに取りかかったのは埃の除去。ファン類は取り替えるので掃除は不要だったが、電源はそのまま使う予定だったのでバラして埃を飛ばすのに30分。意外に面倒で新しく買うべきだったかと。

結束バンドや結束チューブを使ってケース内をまとめてみました。余らすのが勿体無かったので、ケーブル一本の場合でも結束チューブで覆ったりしてみました。余計に見苦しくなったかも・・・

静音と一定以上の冷却ということで今回は水冷CPUクーラーを選択したのですが、今回選択した物はとにかく6000円と安かった。メンテンンスフリーという欠点はあるものの9cmファンと小型です。ラジエーターをケースのファンと付属のファンでサンドイッチにしてみました。

CPUグリスは既に塗ってありますが、私はAINEX グリス PA-080で統一しているので塗り直して設置しました。

ケース側面のサイドファンからの吸気で今までは埃を集めていたので、今回は取り付けずにフィルターをねじとボルトで固定してみました。薄い紙状の物より、スポンジタイプの方が良かったのかもしれません。

予算が余ったので、USB2.0ハブ付手動切替器と安価なマウスを買いました。これで周辺機器もすっきりすればよいのですが。


購入したものは全部で以下の通り。予算の1.5万円は下回っているものの、本当に必要だったCPUクーラーとケースだけなら1万円で足りてました。無駄遣いはほどほどにしないとね。

APSALUS 90 9cmファン・ラジエーターモデル APSALUS90  ¥ 5,980
GIGABYTE GZ-X1BPD-100 ¥ 3,480
結束ケーブル類 ¥ 500
USB2.0ハブ付手動切替器 SW-US22H ¥ 2,472
BUFFALO 光学式有線マウス ¥ 951

合計:¥ 13,383

ファンの音も気にならない程度になりましたし、CPU温度も起動時32℃/アイドル38℃/負荷時55℃といった具合です。概ね満足といった所でしょうか。あとはケースに5.25inchドライブベイが三段と3.5inchドライブベイが二段余っているので、ネットワークトラフィックモニタやPC内部温度モニタなどの設置を考えています。いや、それよりもまずはこのPCの使い道を考えるべきか・・・