FONルータを外付バッテリーで動作させる

今回動作させることができるのは、FON2100FON2202の二種類。
電源はACアダプタ DC 5V 2A(外径5.5mm内径2.5mm)。

最初は乾電池4本で動作させる電池ボックスなどがあればと探していたが、偶然5V 2.2A 9000mAhの大容量な外付バッテリーを発見してしまった。これだとFONルータを4時間以上も外で起動する事が出来る。また値段も3500円と安く、各種接続用のコネクタ類も豊富でiPhoneなどの充電にも使え便利だ。

外付大容量バッテリー 9000mAh スマートフォン 携帯電話 iPad iPhone


後は外付けバッテリーとFONルータを接続するためのUSB(A)⇔DCプラグケーブルだが、今回は作ってみることにした。後からネットで探してみたが、普通に販売しており少し残念である。まぁ、それほど難しくなく値段もすこし安くなると思うので暇な方は作ってみて欲しい。



(1)
DCプラグ(外径5.5mm内径2.5mm)はマルツパーツ館で販売しており、値段は一つ60円程。WebShopでも販売してるが、5000円以上買わないと送料が無料にならないので、近くに店舗がある方は出向くのが良いだろう。私は大阪日本橋店で購入した。
http://www.marutsu.co.jp/shohin_13812/

(2)
太さ4mm程度のUSBケーブルは不要なものを適当な長さに切断し、端を処理しておく。私は40cm程度の長さにした。
USBケーブルは通常、被覆、シールド、アルミ箔、信号線4本となっている。

(3)
今回は赤(+5V)と黒(GND)しか使わないので、他は短くカットしておく。軽く被覆部分を引っ張ると隠れていい感じになる。

(4)
DCプラグは先端部分を回すと外れる。短い方が+5Vで、長い方がGND。繋げる前に、プラスティック部分を先にケーブルに通しておく。

(5)
DCプラグの短い方(+5V)に赤色、長い方(GND)に黒色を穴に通し、ハンダ付けし固定する。このときに被覆部分を引っ張っても抜けないようにカシメておく。


外付けバッテリーとFONルータをケーブルで接続し、バッテリー側のONボタンを押すと、無事動作を確認することができた。
バッテリーはONになると青く光り、残量が100%,70%,30%と緑色で表示してくれる。

FONルータも問題なく起動しており、試しに二時間程度動かし続けてみたが、何ら問題はなかった。
ポケットに放り込み起動させながら散歩に出かけたが、こちらも問題なし。
歩きながら無線で接続してみたが、途切れることもなかった。(これは当然か・・・)

FON2200やFON2201は電源がDC 7.5V 1Aな為、動作させることは出来ない。
そもそもDCプラグの外径・内径サイズも違う。

Amazonから購入できるのはFON2201のみ。バッテリーがDC 7.5V 1Aなのも探せばあると思うし、今回作成したケーブルも同じ要領で作ることもできる。また、OpenWrt化もFON2202と比べPC一台あればできてしまうので簡単。

FON La Fonera+ (ラ・フォネラ・プラス) FON機能搭載 無線LANルータ FON2201E